製造体験会 実践編

2024年3月26日火曜日

日記

 〜前回までのあらすじ〜


なんやかんやあった末、

西日本初の「石田散薬 製造体験会」に参加できることになった不肖ニシムラ。


なんやかんやした末に無事、

熊本入りを果たし、


ついに!


猛者たちが集う会場へと足を踏み入れるのだった!









受付時間になり、係の人に名前を告げ、

いざ戦場…、もとい!会議室へ。




中にはおよそ20人ほどの人々・・・。




なるほど…。




皆、面 構 え が 違 う ぜ ・・・。(ごくり)





年齢、性別、さまざま。。。


ただひとつわかっていることは、ここにいる人は

1分で締め切られた先着順に勝ち抜いてきた人々。(実際に係の人にそう言われました)


…つまり、

「ふらっと興味本位で立ち寄った者」など誰ひとりおらず、

ここにいるのは間違いなく「本気で挑んできた」猛者どもということなのだ!!


(注:別に今から殴り合いの決闘が行われるわけではありません)





選ばれし者たち(ただ言いたいだけ)はスタッフによりグループ分けされ、

まずはご子孫様のご高説をたまわり、




いざ、尋常に薬作りに挑戦です!!!









まず、

この、すでに干されている牛額草(ミゾソバ)を薬研へ入れ、ゴリゴリと摺るんですが。










鉄製の薬研がそもそも重い。



鉄製の円盤を持ち上げ、レッツ ゴリゴリ。











受け側の掘り(溝?)のマチは意外と短く、前後の動作は短い。





これが思っていたよりも重労働。

すぐに熱くなり、軽く汗をかきました。


しかし、とても面白い…。ふふふ。




しばらくすると、すぐに粉末状に変貌を遂げる牛額草。





すり潰す前。










すり潰した後。












見よ!労働の証である!!!





その間、スタッフの方々が様々な角度から撮影をしてくださり(ありがてえ)

居合わせた ご子孫さまからは「わあ! 出来ましたね!」と労われ、

思わず「…はい。…でゅへへへへ…」と気持ちの悪い笑みを返す私。





最後は、

その粉末状になった薬を入れる「薬包」を折り、薬を詰めます。










家宝。





そんなわけで、貴重な製造体験をさせていただき、

あとはこれを服用するだけ!!


…と、思っていたのですが。








おわかりいただけただろうか。


まさかの「持ち帰った石田散薬は絶対に服用しないようにしてください!」。

赤字太文字ビックリマーク!!!




現地でも説明されておりましたが、薬事法の関係で服用することは禁じられているそうです。

(正直、効力は ほぼ無いに等しいらしい)





なので、あとは自己責任・・・。





とはいえ。




そこはそれ・・・。


やっぱり、、飲まないと。。。(マジな目)






当時のみんなは飲んでいたわけですから

やはり、そこは気になるわけですよ。




まあ、飲んで死ぬわけでなし。

自己責任らしいので、ほんの少し服用してみる。






これでこそ!



本来の!!



真の意味での「体 験 会」!!!

(決して真似しないでください)




なんか、本当はもっとここから精製する。みたいなことを言っていたような気もしなくもないが…、

仕方ない!雰囲気は味わえるだろう!



ここからが、本当の体験会だぜっ!!!!(絶対真似しないでください)






服用方法を、明治期のチラシを見て調べる。


「大人一包づつ一日一回、小人半包づつ一日二回を燗酒にて服用すべし、白湯にても可」。



一包…。けっこうな量だぜ…。しかも粉薬だろ…。(急に怖気づく不肖ニシムラ)


しかも、一包ぜんぶ飲むなんて勿体無い。

と、いうわけでひとつまみだけ実食。(もとより全部飲む気はさらさらない)




燗酒ないので、白湯を用意。







では、みなさん。


行って参ります!!!!




・・・・・。





結論から言おう。


え。飲める。全然飲める!!!

これ効くわ!骨つぎ打ち身、いまないけど!!



もっと、渋いだとか、苦いだとかを想像していたんですが

どちらかというと清涼感すらもあるんじゃないか、という風味の飲みやすさ。


あれ。

でも、なんだろう。なんか胸が…、なんか重いな。

石田散薬だよね?これ。

虚労散薬じゃないよね??(細かいネタ)




しかし、とりあえずはコレで体験会は終了いたしました。



大変 貴重な体験会に参加できて、本当に嬉しかったです。

ありがとうございました!!!








残りの薬は家宝として常備させていただきます。




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